Getting to Know Chuo Ward

新しさと伝統が共存する、
粋で、洒落たまち、中央区

東京の中心的な街であり、日本の中心ともいえる街、中央区。

この街はじつに多彩な顔を持っています。東京で一番の早起き、威勢のいいセリの声が飛びかう築地市場。エネルギッシュに日本経済界をリードする日本橋、八重洲、兜町界隈のビジネス街。ファッショナブルで上品な大人の顔を持つお洒落な街、銀座。江戸っ子気質の残る下町情緒いっぱいの人形町、佃、月島界隈。

中央区は、洒落たセンスと活気に満ちあふれた街、“粋・活タウン”です。

中央区の半分以上は江戸時代の埋め立て地です。江戸幕府の誕生とともに、中央区の発展は始まります。日本橋を中心に商業が繁栄し、歌舞伎に代表される江戸文化も花開きました。明治時代には西洋文化の窓口となるなど、中央区は経済・文化・情報の面でもつねに時代の最先端を歩んできたのです。

そしていま注目される未来都市・ウォーターフロント・ゾーン。
歴史と伝統を培いながら、21世紀を迎え、更に変化し続ける中央区の新しい顔。粋と活きでいっぱいの中央区は、訪れるたびに新しい顔をみせてくれる素敵な街です。

中央区 見て歩きアドバイス

中央区は区名が示すとおり、東京23区のほぼ中央に位置し、その区域は両国橋下流の隅田川右岸に沿って帯状に広がっており、大部分が江戸時代以降の埋め立てによって生まれた土地であるため、起伏にとぼしく傾斜はすこぶる緩慢な地形です。

中央区は、陸の玄関口であるJR東京駅を始め、日本橋箱崎町には空の玄関である東京シティエアターミナルがあります。

また、海の玄関、東京港晴海埠頭も見逃せません。海の向こうから様々な客船が、多くの観光客を運んできます。

そして中央区をすみずみまで見るには、地下鉄が便利。区内を縦横に9本の路線が通っていて、合せて29の駅が設置されています。また、バス路線も充実しているので上手に利用してください。

でも本当は、中央区はできるだけ歩いて、時間をかけて、まちの一つひとつを味わうように見てほしいのです。きっと、新鮮な驚き、楽しい発見、おいしい出逢いがあるはずです。

魅力のある中央区の37の町を、
五つのエリアに分けてご紹介

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中央区の歴史と文化 History and Culture of Chuo Ward

江戸幕府の誕生から現代まで、
発展の最先端を歩いてきた中央区の歴史と文化をご紹介します。