佃島の風紀矯正に尽力した文化人

五世川柳の宗匠水谷緑亭は両親を早く亡くし佃島の親類の家で育ちましたが、商売に精を出す一方、川柳に熱心に取り組み、川柳二世柄井弥惣右衛門の門下に入り、佃腥斎と称しました。五世川柳を襲名したのは50歳の時です。彼はまじめな人柄で、人々に忠考節義の話を聞かせ風俗矯正に努めたといいます。
住吉神社境内にある句碑は佃島の川柳愛好家の手によって建立され「和らかでかたく持ちたし人ごころ」の句が刻まれています。

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住所

佃1-1-14 住吉神社

交通アクセス

東京メトロ有楽町線/都営大江戸線「月島駅」