江戸座を創設した蕉門十哲のひとり

近江生まれの榎本其角のちの宝井其角(1661~1707年)は、江戸に来て松尾芭蕉の門人となり、のちに蕉門十哲の一人に数えられました。芭蕉の没後、派手な句風で洒落風を起こし、その一派は江戸座と呼ばれました。其角の住まいが南茅場町の薬師堂の近くにあり、ここで没しました。代表作に、「錦とりてねびまさりけり雛の顔」「越後屋にきぬさく音や更衣」「日の春をさすがに鶴の歩みかな」があります。

企業情報 Company Information

住所

日本橋茅場町1-6-10

交通アクセス

東京メトロ日比谷線/東西線「茅場町駅」