長崎屋跡
商館長一行を訪問してオランダの学問を習得
寛永18年(1641)の鎖国完成後、長崎出島においてただ一国貿易を許されていたオランダは、そのお礼の意味で年一度献上品を携えて江戸に上り、将軍に拝謁することになっていました。その際、一行は、江戸では長崎屋源右衛門の長崎屋を定宿とし、100名以上も泊まったそうです。また、長崎屋にオランダ人が滞在している間に、幕府の天文方、医官、蘭学者などが訪問して学術的な質問をするなど、知識の交流の場としても大きな役割を果たしました。
企業情報 Company Information
住所 | 日本橋室町4-4-1 |
---|---|
交通アクセス | JR総武本線「新日本橋駅」 |