浜離宮庭園(中央区八景 昭和57年選定)
庭園の拡充が進んだ将軍家の別邸(国指定特別名勝・特別史跡)
浜離宮庭園は、徳川将軍家ゆかりの江戸時代を代表する大名庭園で、特別名勝および特別史跡に指定されています。元々は将軍家の鷹狩り場でしたが、甲府藩主徳川綱重が四代将軍家綱から拝領して下屋敷「甲府浜屋敷」と呼ばれるようになり、その後、六代将軍家宣の時代に「浜御殿」として将軍家の別邸となりました。庭園は、海水を引き入れる都内唯一の「潮入の池」と二つの鴨場を備え、潮の干満によって趣が変わる特徴的な景観を持っています。明治時代には「浜離宮」と改称され皇室の園遊地として使用され、昭和27年に特別名勝および特別史跡に指定されました。四季折々の自然や飛来する野鳥が楽しめ、「中島の御茶屋」から眺める風景は、都会の喧騒を忘れさせる癒しの空間となっています。
企業情報 Company Information
住所 | 浜離宮庭園1-1 |
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電話番号 | 03-3541-0200 |
公式ホームページ | |
交通アクセス | 都営大江戸線「築地市場駅」「汐留駅」 |