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蔦屋重三郎クイズバナー























▲答えは蔦屋重三郎


京傳 作『箱入娘面屋人魚 3巻』,蔦唐丸,[寛政3 (1791)]. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9892706 (参照 2025-04-10)

「黄色い」笑いって何のこと?

吉原で貸本を中心に本屋を営んでいた蔦屋重三郎は、後に「耕書堂」を立ち上げて出版業へと進出しました。
当時、江戸で人気を博していたのが「黄表紙」と呼ばれる、大人向けの絵入りのコメディー小説。
表紙に黄色の紙が使われていたことに由来して「黄表紙」と呼ばれました。
風刺や洒落を盛り込んだ軽妙な読み物で、気軽に寝転んで楽しめる、いわば“江戸のマンガ”とも言える存在です。
そのユーモラスな内容はまさに「黄色い」笑いと言えるでしょう。
蔦屋重三郎は、多くの人気作家とのつながりを活かして、数々の黄表紙を世に送り出しました。

江戸の町に「黄色い」笑いをプロデュースした人物——それが蔦屋重三郎なのです。





蔦重(つたじゅう)が主人公の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」については、公式サイトをご覧ください。