[ジミニー☆クリケット]
2011年10月20日 08:30
清少納言も「枕草子」で言ってます。秋は夕暮れ、いとをかし、と
10月19日水曜日午後5時、築地1丁目のビルの屋上から、南西の方角に広がった夕暮れの空です。
左下に見えているのは、電通テックさんのビルです

やっぱり、秋は夕暮れですね
短時間でしたが、とても貴重な時間でした
こころなき 身にもあはれは しられけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ 西行
[下町トム]
2011年10月 8日 09:00
隅田川とセーヌ川の友好河川の縁に沿って、比較しながらも改めて中央区の魅力を再発見するシリーズの第4回です。 (プロローグ〟は≪序≫の項をご覧下さい。 『隅田川とセーヌ川』≪序≫
さて今回は、それぞれの川につながる運河(堀)とそれを囲むまちの様子を取り上げてみます。
セーヌ川はそれ自体が観光の名所ですが、実はちょっと脇道に入って、本流につながる運河や堀割をめぐるのも一味変わった風情を楽しむことができます。
サンルイ島近く、バスティーユ広場のほうへ向かうあたりの運河にはヨットや観光船の船着場があり、〔アルスナール港〕と呼ばれています。小さな橋を渡ってこの運河のたたずまいを眺めるのも一興です。
また、この〔アルスナール港〕からさらに水路は延びます。一部地下化されていますが、再び地表に姿を現すのが〔サンマルタン運河〕です。
水辺は市民や観光客がそぞろ歩きを楽しんだり、河畔のカフェで憩いをとったりしています。
古き時代の雰囲気を今に残す、おすすめの散策コースです。
中央区はもちろん〝水運のまち〟ですから、江戸開府以来、区内には多くの運河が設けられてきました。
その後かなりの堀が埋め立てられましたが、その往古の姿をしのばせるのが、新川近辺です。かつて酒や醤油の集積地として舟運で賑わった河岸は、今でもどことなく懐かしさを感じさせてくれます。隅田川本流のリバーサイドとあわせて散策するのにはこれまたおすすめです。
また、比較的歴史は浅いものの存在感があるのが〔晴海運河〕です。ちょうど石川島のところで隅田川本流と分かれて、江東区との区境を成し、相生橋、春海橋をくぐって東京湾へとつながっていきます。休日にはジェットスキーを楽しむ人を見かけることもあります。中央区の新しい水路の顔です。

隅田川にもセーヌ川にも多くの支流がつながり、船が行き来するとともに、人が動きます。人が動けば物語りが生まれます。都市の歴史を綿々と綴ってきた運河とそれを取り巻くまちの風景にしばし溶け込んでみるのはいかがでしょうか。
続きを読む: 中央区の魅力 ~ 『隅田川とセーヌ川』 ・・・・・ その4≪運河の町≫
[ビッキー]
2011年10月 1日 09:40
去りゆく夏を惜しむかのような晴天に恵まれた先日、ご縁があり 水上バス「カワセミ」号の試乗会に参加させていただきました!
こちらが「日本橋船着場」。おなじみ日本橋南側の交番下、滝の広場にあります。

船は180度旋回し、隅田川へ向けて出発です!高速道路が日本橋川をすっかり隠してしまっているのが良くわかりますね。遠くに見えるは江戸橋。

鎧橋、茅場橋、湊橋・・・と次々に橋をくぐり、ついに隅田川に合流です。永代橋のこの精悍なお姿!まさに「晴れて良かった!」のひと言です。後方には中央区の誇るウォーターフロント、リバーシティ21や中央大橋も臨むことができます。

こちらも橋好きの心をくすぐる凛々しい姿、清洲橋!

この後、新大橋、両国橋・・・とくぐりぬけ、いよいよ船は神田川へと入っていきます。こちらは柳橋のたもと。かつては隅田川の舟遊び客が多く、花街として栄えた名残を残すこの界隈。細い川に沿ってたくさんの屋形船が停留するなかを抜けていくのも、この「カワセミ」号の見どころのひとつです。

こちらは、昌平橋。その上を通っているのは総武線の鉄橋です。秋葉原を歩くと目にする光景ですので、お分かりになるかたも多いのでは?

さらに船は神田川を遡り・・・このルートのクライマックスに差し掛かります。ご覧ください、この聖橋の美しさ!言葉になりません。総武線、中央線、丸の内線とが交差するこのポイント、うまくいけばすごく良い写真が撮れるかも!ビッキーはあまりの感動で、シャッターを切るよりも風景を楽しんでしまいました^^

こうしてカワセミ号は後楽園の先で左に折れ、再び日本橋川を下ってゆきます。俎橋、一ツ橋、錦橋、神田橋、鎌倉橋・・・普段は声優のお仕事もされているという素敵なお姉さんが、橋や川について分かり易く解説してくださいます。
さて、日本橋にもどってまいりました!おお、いつも上を歩いている日本橋が頭上に・・・不思議! 速度がゆっくりなので、日本橋を下からじっくり眺めることができました。

普段歩いているわがまちを、川面から見上げるこの不思議な感覚。ぜひみなさんもカワセミ号で新しい「お江戸めぐり」」をお楽しみください!
東京水辺ライン「カワセミ」 日本橋川・神田川めぐり 約11km・所要時間約70分
http://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/ 東京水辺ライン 03-5608-8869 (9:00~17:00)
*こちらは土曜日の不定期に運航されています。運航の有・無につきましては、かならずお電話またはホームページでご確認ください
[下町トム]
2011年9月30日 08:30
隅田川とセーヌ川の友好河川の縁に沿って、比較しながらも改めて中央区の魅力を再発見するシリーズの第3回です。(〝プロローグ〟は≪序≫の項をご覧下さい。 『隅田川とセーヌ川』≪序≫

川の流れにアクセントを与え、風景に広がりを与えてくれるのは≪島≫かもしれません。川岸から島を眺めるもよし、島に渡って一種の〝別世界〟を楽しむのもよし、というところでしょうか。
セーヌ川には有名な2つの島が浮かんでいます。一つは〔サンルイ島〕。落ち着いた古い町並みを残す小さな島です。散策しながらパリの雰囲気を楽しむのには絶好の場所です。

もう一つはパリ市発祥の地といわれる〔シテ島〕。著名な〔ノートルダム寺院〕を中心に、賑やかな観光スポットとしていつも多くの人が集まってきます。賑わいがあるというのはやっぱり都市の魅力ですね。
さて、中央区にもいくつか島があります。隅田川に浮かぶのは〔石川島〕と〔佃島〕。そもそもは江戸の海に浮かぶ浅瀬のような島だったとのことです。今では海から離れましたが、隅田川の下流の風景として馴染んでいます。
佃公園の一郭に昔の石川島燈台のモニュメントが復建され、風情を醸しだしています。〔石川島〕は江戸後期にかの〝鬼平〟こと長谷川平蔵の建議により「人足寄場」(無宿人の更正施設)が置かれたことでも有名です。〔石川島〕の名はかつてこの地に屋敷を持っていた旗本・石川氏の名に因むそうです。さらに明治近くになって幕府の造船所が置かれ、現在のIHIにつながっています。

〔佃島〕はこの広重の浮世絵にも描かれたように、江戸時代から風光明媚なスポットとして知られています。当時はちょっとした近郊気分を味わえたのではないでしょうか。
この島の歴史については、徳川家康公と摂津・佃の漁村とのつながりなど、多くの方が述べていらっしゃいますので割愛しますが、今でも古い町屋の雰囲気と人情を残す町として大切にしたいと思います。
両都とも、歴史と文化を今に残す島々の味わい深さをお伝えしました。
それぞれのお気に入りの場所を選んで、隅田川探訪をお楽しみ下さい。きっとますます魅力にひきこまれることでしょう 。
続きを読む: 中央区の魅力 ~ 『隅田川とセーヌ川』 ・・・・・ その3≪島≫