今年は岡本太郎生誕100年。
東京の街角で見られる岡本太郎の作品としては、渋谷駅の「明日の神話」や青山のこどもの城にある「こどもの樹」が有名だが、どっこい我らが中央区にも岡本太郎の立体作品がある。
数寄屋橋の交差点近く、泰明小学校裏の数寄屋橋公園にある時計台だ。
旧東芝ビルと首都高の間に挟まれた、存在にさえ気づかずに通り過ぎてしまうくらい地味で小さな公園の空気に溶け込もうと努めるも、周囲に放たれるオーラを抑え切れない。
岡本太郎の時計台はそんな様子で佇んでいる。
それにしても、仮に文字盤に「TARO」の署名が入っていなくたって、誰もがひと目で岡本太郎の作品だとわかる強烈な個性はすごい。
今の日本の、国家にとって都合のいい人間を量産するような教育システムからは、岡本太郎のような個性はけっして育たないだろう。

