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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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銀座柳まつりを楽しみました。

[小江戸板橋] 2012年5月11日 08:30

ゴールデン・ウィークが過ぎて、仕事に対するキレも、やっと連休前の状態に戻り始めたこの頃。

いつもながら休みの期間だけ、超スピードで過ぎた感じがします。

 

太陽は5月に入り顔を隠していましたが、5月5日、関東地方は久々の晴天。

さあ、妻と二人で銀座にお出かけしましょう。

銀座一帯は、連休に合わせてたくさんのイベントが行われていました。

西銀座通り周辺を会場としたのは、「銀座柳まつり」

人垣を分けて目指すは、「銀座・ゴールデンパレード」です。

警視庁の吹奏楽団を先頭に、参加団体が魅力あるマーチングパフォーマンスを披露します。

騎馬警官や、キティちゃん・ペコちゃんが人力車に乗って通ると、わぁっと拍手が起こりました。

 

各吹奏楽団もお祭りにふさわしい楽曲を選び、気分を高揚させてくれます。

大編成による迫力あるブラス。

隊形を変化させながらのパレード。

楽器もコスチュームもフラッグも、日の光を反射させ、煌めいています。

 

「今の子は、みんなスタイルが良いんだね。」

のつぶやきに、すかさず前でシャッターを押していたおばさんが、

「うちの親戚が出ているのよ。バトンがしたくて、あの学校に入学したのよ。」

「そうですか。皆さんかわいいですね。」

ウキウキした雰囲気に、初対面の人とも会話が生まれます。

 

銀座1丁目から8丁目までの西銀座通りが、歩行者天国になるのは、1年に1度だけ。

昨年は、東日本大震災のため中止になりました。

今年は、復興応援『明日へ』をテーマに開催されたのです。

 

少し遅めのランチの後で、イベント会場を見て歩きました。

会場の一つで、宮城県気仙沼の八幡太鼓の演奏が行われていました。

「あぁ、和太鼓か」と、ひかれるように寄って行ったのですが、

次の瞬間には、釘づけになってしまいました。

子供だけで編成されたチームです。

しかしながら、打ち出す音には、ズシッと腹に落ちてくる迫力がありました。

数種類の和太鼓と横笛。

すっと伸びた手から繰り出される、バチのしなり。

気迫の満ちた身のこなし。

不自由な中で、ここまで練習を積み重ねた日々を思うと、目がじゅわっと滲んできます。

 

夫婦そろって、さりげなくハンカチを使いながら、銀座柳まつりを楽しみました。

 

 

 

八丁堀から町奉行所跡へ

[小江戸板橋] 2012年4月29日 08:30

「与力、力士に鳶の頭(とびのかしら)」。

これが「江戸の三男」と言われていたといいます。

粋で、渋くて、かっこいい。

江戸の女性たちの、憧れの男性像だったようです。

新興都市江戸は、活気あふれる男社会。

女性の比率は、極端に低かったと言うじゃありませんか。

江戸城大奥には、2千とも3千人とも公方様のお世話をするお女中がいらっしゃると聞きますが、長屋で所帯を持てる者なんぞ、よっぽどご縁がなくっちゃ居りません。八つぁん、熊さんもみんな独り身。

さらに、輪をかけて、女たちが「江戸の三男」に夢中となった日にゃ、私んとこには、そのご縁とやらがいつ巡ってくることか。

 

相撲取りはもてるんだってね。昔も今も。

鳶の頭も、皮半纏でまといを担いだ若い衆を引き連れ、火事場に駆けつける姿を見たなら、胸がキュンとなっちまいます。

与力の旦那は、めっぽう強いんだって。

着流しに羽織姿、朱房の十手を帯に差し、独特の髷姿に、女たちが騒ぐのも無理はない。

町奉行配下の与力・同心といえば、「八丁堀」が代名詞。

組屋敷が八丁堀にあったことからついた、畏敬を込めた呼び名です。

 

「八丁堀駅」は、東京メトロ日比谷線とJR京葉線にあり、接続駅となっています。

駅を出ると、証券会社や銀行などが立ち並び、すっかり都会の街並みに変わっています。

「八丁堀の旦那」の足跡を見つけ出したいと思ったのですが・・・。

八丁堀3丁目17番9号の京華スクエア前に、中央区教育委員会による案内板が立てられていました。

「八丁堀の与力・同心組屋敷跡」

古地図を探すと、北は日本橋川、東は亀島川、西は楓川、南を八丁堀に囲まれたエリアに、町御組屋敷という表記が数多くでてきます。

今でいう官舎は、相当な広さを有していたんですね。

現在、楓川は高速道路になり、八丁堀も桜川と名前を変えた後埋め立てられて、桜川公園などに名を残しています。

与力・同心は、屋敷地を医者や学者などに貸して家賃を得ることができました。

そうした人の集まりの中から、多くの文化人を輩出したといいます。

 

ここから目指すのは、与力・同心の勤務先である、北と南の両町奉行所です。

時代により、奉行所の位置や数に変遷があったようですから、現在、案内板が残る場所を目的地としましょう。

かつての江戸城を目当てにして、西へ進みます。

日本橋、銀座の目抜き通りを横切ることになりますから、粋な着流し羽織姿は、しばらく妄想の中に閉じ込めておきましょう。

 

町奉行所と同じ治安を預かる仕事という共通項でくくり、「警視庁広報センター」に寄り道してみましょうか。

京橋3丁目5番1に建つ、通称「警察博物館」。

警視庁の歴史を振り返れますし、白バイの展示が人気を呼んでいます。

 

目的地に戻って、まず、八丁堀から1.5キロほど離れた南町奉行所跡へ行ってみます。

JR有楽町駅の中央口を、東側に出てください。

有楽町イトシア、有楽町丸井入口に立ち、くるりと広場に目をやると、広場の西側に、二段の石垣が見えます。

石垣の右隅にはめ込まれているのが、「南町奉行所跡」の案内板。

大岡越前守忠相が執務をしていた跡なんですね。

案内板には、奉行所の間取り図や発掘調査時の写真も載っています。

ちなみに、出土した遺構の一部が、イトシア地下一階広場に展示してあります。

 

次に向かうのは、北町奉行所跡。

八丁堀からは、1キロほど。

JR東京駅八重洲北口に建つ、丸の内トラストタワーN館の東側。

この案内板は、まるで宝探しです。結構、見つけにくいですよ。

第一鉄鋼ビルディングとの間のプロムナード沿いにあります。

頑張って探してください。

 

さらに見つけにくい、もう一つの北町奉行所の案内板。

JR東京駅八重洲北口改札を出て、大丸デパートに向かい直進します。

デパートのガラスの壁面を左に進みます。

突き当たり、通路の基礎部分を注視してください。

発見すると、なんだか無性に嬉しくなりますよ。

では、またね。

 

 

 

春の晴海埠頭で

[小江戸板橋] 2012年3月23日 08:30

  晴れた休日の午後、晴海埠頭に父と息子がいました。

 

子「お父さん、すごい。

  この船、大き過ぎ。」

父「世界各地を結ぶ船だ。大きさは半端じゃない。」

子「このデッキから、紙テープを投げて見送りするんだよね。テレビで見たことがある。」

 

子「お父さん、向うにレインボーブリッジが見えるよ。」

父「いい眺めだね。橋全体が、はっきり見える。

  去年、歩いて渡ったろう。この船が余裕で通れるくらいの高さだから、下を見た時、怖かったな。」

子「僕は、怖くなかった。」

父「そうかい。強いね。

  橋の上から北の方向に、きらきら輝く建物が見えていただろう。

  それが、ここ、晴海客船ターミナルだよ。」

子「覚えている。 きらきらって光って見えたんだよね。」

父「展望がいいので、5月の東京みなと祭や夏の東京湾大華火祭には、最高の見物場所になるんだ  よ。

  夜景もきれいだろうな。」

 

子「あの高い煙突はなに。」

父「あれは、中央清掃工場の煙突だよ。

  ネットで検索してみよう。

  177.5メートルの高さは、都内では豊島清掃工場に次いで2番目なんだって。

  焼却能力は、1日当たり600トン。

  余熱を『ほっとプラザはるみ』に供給しているんだ。」

 

  あまり興味を示さない息子の顔をのぞき込んで、

父「イメージが湧かないかな。

  無料の見学会があるから、今度、申し込んでみるか。」

子「それって、面白いの。」

父「面白いかと言われると、ちょっと困るけど。

  焼却時に炎が走る様子など、規模の大きさには驚くだろうな。

  学校や家庭・会社などから出たゴミが、どのように処理されるか。

  それを知ることで、見えてくるものが違ってくると思う。」

 

  しばらく間があって、

父「お父さんはね、震災後の状況を見ている。

  言葉が出なかった。

  テレビの画面なんかじゃ伝わらない。

  だから、東京ががれき処理に、いち早く動いた事がとても嬉しかった。

  胸を張れることなんだ。」

 

 

子「お父さん、春の海は穏やかだね。」

父「春の晴れた海。」

  ・・・海は世界につながっている。

  

 

 

 

第四回中央区観光検定を受けてきました。

[小江戸板橋] 2012年2月14日 08:30

「残り10分です。」

中央区観光検定の立会者が時間を知らせてくれます。

十分余裕だね。

90分間の試験時間をフルに使い、慎重に解答を出し、マークシートのチェックの〇も丁寧に塗りつぶしてきました。

あと2問をマークすれば完璧。

あれっ。総数100問なのに、99問しか埋まらない。

どこかでマークを飛ばしてしまった。

ヒャッと背筋を冷たいものが走ります。

どこから間違えた・・・。

100問目から逆に、解答のマークを直していきます。

大量失点を、ぎりぎりで防いだようです。

 

数日前から風邪薬を飲んでいたため、日中でも眠くてボーッとしていました。

試験の最中に、ポカするなんて。

 

記憶のシナプスがつながらない。

今回のテーマは、「中央区の橋」

橋梁好きの私にはストライクのはずなのに。

 

今回の問題は、テキストで知識を詰め込むというより、実際に現地へ出向き、周囲の情景を見たり、案内板などをしっかり読んできた人が、強みを発揮したことでしょう。

問題文を読み、散策した街々を思い出しながら、解答を進めました。

 

試験終了後、会場となったホテルが提供してくれた割引券で、ちょっと贅沢なランチをいただき、答え合わせをしました。

時間中に読み返し、答えを直したところに限って、間違えている。

そんなもんですね。直観も大事ですよね。

でも、面白かったですよ。

次回も受験しよぉっと。

 

 

 

ウォーキングにお勧め、「墨田川テラス」

[小江戸板橋] 2012年1月25日 08:30

ウォーキング・ジョギングの愛好者は、健康志向の高まりとともに、着実に増加していると聞きます。

それに合わせて、都区内のジョギングコースも、整備が着々と進んでいます。

皇居周辺のコースなどは、都内有数の人気エリアですね。

 

私がお勧めするのは、「隅田川テラス」です。

これは、東京都の治水事業として整備が進行している、隅田川両岸の親水テラスの名称です。

 

何が、お勧めなのでしょうか。

思いつくままに、理由を挙げてみますね。

 

1 テラスは堤防の川側にあり、車両が通らないため、安心して利用できる。

2 信号機が無く、起伏も無いので、各自のペース配分が容易にできる。

3 有名な橋梁が多く、橋から橋の間が数百メートルあるため、走る目標を設定しやすい。

4 路面に様々な材料、デザインを用いているので、足裏に変化があって面白い。

5 輝く水面、水鳥、水辺に建つ多彩な建造物など、ウォーターフロントの景観を楽しむことができ、都

 市の活力を感じる。

6 堤防の壁面の絵が工夫されている。かわいい。

7 隅田川を行き来する観光船に、手を振ることができる。

 などなど・・・。

 

それに、何といっても川幅が広いため、思った以上にストンと空が視界に映り込んでくること。

都市の中にいて、空の広さを感じる空間に容易に入り込むことができるのは、とても素敵なことです。

 

今日は、両国橋から永代橋までウォーキング。

橋大好きな私は、このエリアの橋梁は、本当に美しいと思います。

形式・資材・色彩・デザイン。

両岸を結ぶという、先人が込めた思い。

橋にまつわる歴史・・・。

あれこれ見つつ、思いをめぐらします。

橋梁を下方からじっくり見上げることができるものも、わくわくすることなのです。

 

ここは、東京湾の河口近く。

満ち潮の時間帯は、注意が必要です。

テラスぎりぎりまで上げてきた潮は、いたずら小僧のように、足元を濡らしてきますよ。

 

 

 

中央区にそびえる「富士の山」

[小江戸板橋] 2012年1月19日 08:30

新春を迎えると、すがすがしい気分の中で、必ず見たくなるものがあります。

雪をいただく、神々しい富士の姿です。

「一富士、二鷹、三なすび」は、めでたい初夢のベストスリー。

 

関東地方の冬は晴天が続き、高層ビルの窓越しに、引き締まった空気の中に立つ「富士山」を見ることができる日が多くあります。

 

絵のような姿に見とれてしまいますが、見れば登ってみたくなるもの。

とはいえ、日本一の高さを誇る富士の山。

おいそれと近づけるものではありません。

 

さあ、ここに登場するのが、中央区湊1丁目に鎮座する、鐵砲洲稲荷神社。

この神社の右奥、北西方向に進むと現れるのが、富士の溶岩を積み上げてできたミニチュア版の富士山。

富士塚です。

 

急な岩場を登ると、頂上に浅間神社を祀っていました。

登り口には、ご胎内(ぽっかりと開いた穴)も造られています。

現在は6メートルほどの高さで、裏手はマンションに囲まれています。

江戸時代の書物、「江戸名所図会」にも描かれたというのですから、山開きの旧暦6月1日には、なかなかの人出だったのでしょう。

 

富士塚と呼ばれる人工の山は、江戸時代から、富士信仰、富士講によって造られました。

関東地方を中心に広く分布しています。

街歩きの途中、品川区北品川の品川神社や、渋谷区千駄ヶ谷の鳩森神社、文京区本駒込の富士神社境内に、登りがいのある富士塚も見つけました。

 

遥かに仰ぐ富士山に、一度は登ってみたい。

でも、簡単には登れない。

ならば、せめて名残をうつす富士塚の頂上に立ちたい。

切ない夢を叶えてくれる、祈りの姿がうかがえます。

 

 

 
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